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第1戦車団 (陸上自衛隊) : ウィキペディア日本語版
第1戦車団 (陸上自衛隊)[だいいちせんしゃだん]

第1戦車団(だいいちせんしゃだん、JGSDF 1st Tank Brigade)は、北恵庭駐屯地に編成されていた機甲科部隊である。
== 概要 ==
当時の北部方面隊における戦車部隊は、第1戦車群(当時は3個戦車大隊基幹)の他に各師団に4個戦車中隊を保有する戦車大隊のみであった。当時冷戦時代に向かっていた状況の中、対ソ連への戦車部隊の管理一元化と、大規模な戦車戦へ備える観点から従来の戦車群を改編し増強、当時第2師団管内の普通科部隊を装甲車で輸送する任務を付与されていた第102装甲輸送隊を戦車戦闘時に隷属する普通科部隊の輸送目的に隷下に組み込み、全国唯一の戦車団として新編したのが第1戦車団である。
団独自に戦車部隊を運用し大規模な戦車戦闘が行える反面、戦車戦を行うのに重要な普通科部隊が方面直轄に存在しなかった点〔当時は唯一の機械化部隊であった7師団隷下の普通科連隊や当時4個普通科連隊を保有し戦略的にも最前列で戦闘を行う3連隊や9連隊などを配属させる構想もあった〕、近隣の第7師団から第23普通科連隊などの機械化連隊の支援を受けて戦車団検閲などの訓練を行ってきた環境、整備や管理等を行う観点から戦車団のあり方に対して陸幕内部で意見が交わされた結果、当時機械化師団であった第7師団を機甲師団として改編する観点から第1戦車団を廃止、7年でその幕を下ろすことになる。廃止後は第1戦車群のみが戦略予備部隊として方面総監直轄部隊として残留、第2戦車群と第3戦車群を第7師団隷下で72・73戦車連隊として改編。第102装甲輸送隊は第3普通科連隊の装甲車化改編のため解体となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第1戦車団 (陸上自衛隊)」の詳細全文を読む



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